3月のカウンセリング開室日


3月のカウンセリング開室日です。

第1週3/2(土) 3/3(日)
第2週3/9(土) 3/10(日)
第3週3/16 (土)3/17(日)
第5週3/30(土) 3/31(日)
※第4週は都合によりお休みです。


もうすぐ2023年度が終わるにあたり
2024年度のスケジュールを調整しています。

そして来年度の予定を調整しながら
自分の臨床のあり方についても考えていました。


ちょっと抽象度の高い話になるけど
もう知識やスキルを追い求めるのは
違うな〜・・・という思いが
ふつふつと沸き起こり

自分が憧れた臨床ってどういうものだっけ?
と思い返してみると

それはカルロス・カスタネダの「雨ふらし男」だったなと思ったり。


雨ふらし男というのは
ある村がずっと日照り続きで困っていたところに
ひとりの男がやってきて

その男が「雨を降らせてやる」と言って
小屋に三日間くらい籠るのです。

そして三日後に雨が降りだす。

村人が「どうやって雨を降らせたのか?」と
尋ねると、その男はこう言うのです。


「この村は自然との調和が崩れていた。
そのため自分がこの場所に滞在し、
自分自身が調和するよう整えただけだ」と。


つまり雨ふらし男は「何もしていない」
ただその場にいて、「自分が自分と調和すること」で
その村一帯の自然調和を取り戻した・・・


河合隼雄が言っていた臨床って、
私のなかではこの雨ふらし男のイメージだったんですよね。


資格を取ってすぐは「勉強しなきゃ」って焦っていて
その後もずっと「資質向上」って言われ続け
自分でもそう思い続け・・・


でももう、知識を積み上げるのはやめにしよう。

顕在意識にできることは限られているし
私が求めていた臨床って
むしろ潜在意識との調和を目指すものだと
思って。


そんなわけで、来年度はがむしゃらに何かを
頑張るのではなく

自分自身とクライアントにとって
さらに質の高い時間を過ごせるよう

大いなるものに身を委ねていきたいと
思っています。