3月のカウンセリング開室日

3月のカウンセリング開室日です。
第1週 | 3/2(日)3/3(月)3/7(金) |
第2週 | 3/9(日)3/10(月) |
第3週 | |
第4週 | 3/23(日)3/24(月) |
第5週 | 3/30(日)3/31(月) |
とても面白い本を読みました。
さとうみつろう氏が保江邦夫先生に
インタビューした本で
その名も「シュレディンガーの猫を正しく
知ればこの宇宙はきみのもの」と言います。
シュレディンガーが出てくるだけあって
(そもそも物理学者のあの保江邦夫先生だし)
量子力学の成り立ちを保江先生がわかりやすく
説明してくださっている本です。
というのも、この量子力学はいわゆる
スピリチュアル界隈で(心理学でもかな?)
かなりホットなトピックで
まったく物理学を専門に学んでいない
むしろガチの文系が「量子力学」について
間違った認識で話していること
そして(何度も言うけど)あの保江邦夫先生
のことを世界に名だたる物理学者ではなく、
なんならUFOオタクくらいに認識されていることを
さとうみつろう氏が危惧して
ここは一つ、正真正銘のれっきとした物理学者である
(しかも次のノーベル賞受賞確定と言われている)
保江邦夫先生から、改めて量子力学について
聞いてみましょう、という趣旨の本です。
今すごく量子力学は注目されているけど
そもそもその理論が形づくられたのは100年ほど
前のこと
ハイゼンベルクの行列力学
シュレディンガーの波動力学
ファインマンの経路積分
ネルソンのニュートンの運動方程式
そして保江邦夫の最小作用の法則
この5つが量子力学のツールボックスの
中身になります
それこそ大御所ボーアが出てきたり
悩めるシュレディンガーや
超クールなファインマンが
切磋琢磨しながら理論を構築し
量子力学というミクロの世界を記述する
方程式を構築していった
そのストーリもとりわけ面白いのですが
保江先生が著書のなかで強調されていたのは
あの有名な二重スリット実験からわかることは
「可能性だけは閉じるな」
ということ
量子が粒でもあり波でもあることや
観測者効果がうんぬんとされていますが
二重スリットの右側を閉じているとき
量子の動きは固定されるけど
二重スリットの右側が開いているときにだけ
量子はブレを生じる
つまり量子に影響を与えているのは
「右側も通ることができる」
という可能性だけだ、というのです。
保江先生が導き出した
「すべては最小作用の法則が働いている」
=すべては神の御心のままに
「Thus nature controls everything
as Buddha recognized a long long
time ago.(かくのごとく、お釈迦様が大昔に
気づいたように、自然界は全てのものを
コントロールしている)」
これを論文に書く保江邦夫先生も
かっこよければ
「これが一番気に入ってるんだ」
といったネルソン教授もめっちゃ
かっこいいです。