謹賀新年


新年明けましておめでとうございます。

地球が自転して朝がくる
ー毎日当たり前に繰り返していることなのに
元旦の朝となると
やはり特別な気持ちがします。


新しい年のスタート。
去年一年をリセットして
気持ちを新たに物事に取り組む。


人の心はこんな風に
特別な一日を認識し
前へ進んでいくのだと思います。


年末年始にテレビを見ていて
明石家さんまの名言に思わず感動しました。


それは
「今の現状に不平不満があるということは
感謝する姿勢が足りんということや」
というもの。


まさに名言!!


だというわけではないのですが
大晦日の夜には犬の散歩をしながら
家族に
友人に
仕事先に
一年間の感謝を思い返していました。

当たり前のように思っていたけど

家族がいてくれたこと
友人がいてくれたこと
仕事があること…等々

自分が今あるのは
これらすべてのおかげだと感じ

そうすると
なんとも言えない心がほんわかと
温かくなる感じがしました。


少し話はずれるかもしれませんが
これはカウンセリングにも
通じることかなと思っています。

どういうことかというと
クライアントさんのなかには
今まで大変な思いをされている方も多く

カウンセリングで話を伺っていると
初めは不平不満
やるせない思いを吐露されることが
多くあります。


それをずっと拝聴させていただき
(このとき愚痴を聞いているとは思っていません。
こうした苦しい思いを話されるなかに
この方の意識されていない思いや
本当に感じていらっしゃる気持ち
本当に訴えたいことはなにか?
を聴き取るよう
ふんわりと意識を集中?
させながら聴いています)

思いが出尽くしたあと
その方に訪れるのは
「それでも感謝できることがある」
「感謝できることへの気づき」です。


すると
今までは不平不満でしかなかった現状に
違う角度や視点で
物事を見ることができるようになる。


今まで「ない」と思っていた
自分の強みや美点に
自分で「ある」と気づくことができる。


カウンセリングは
パンドラの箱を開けるようなものだと思います。


様々な厄災やネガティブな
感情が出尽くしたあと
最後にのこるのは
希望という光です。


みなさんが困難のなかで
それでも自分の心にある
希望を見つけますように。

そのカギは
今自分に与えられているものや人に
「感謝する」こと
だと思っています。