オンラインカウンセリングは可能か否か


コロナですっかり定着したオンライン。

カウンセリング業界にあってもオンラインは
すっかりひとつの選択肢となりつつあります。

なんといっても移動しなくてすむので便利ですし。

中にはオンライン専門のカウンセリングサービスを
提供しているサイトもあって
(しかもトラウマ専門だったりして)

「なかなか思い切ったことをするな」と
感心しています。



オンラインカウンセリングは可能か否かー

私はそう聞かれたら、「可能」と答えます。
(実際、スクールカウンセラーの採用面接でも聞かれました)


ではオンラインカウンセリングに
効果はあるかどうかーと聞かれたら・・・


うーん、どうだろう。


私のメンターは

「オンラインでのサイコセラピーは無理。
カウンセリングは使う技法によって。
ぎりぎり可能といえるのは相談レベルでは」

と言っていて、これは私の体感とも一致します。


でもヒプノセラピーはオンラインでも十分可能であることは体験しているから

一概にオンラインでのサイコセラピーないし
カウンセリングは無理、とも言い切れないとも
感じます。


なのでオンラインカウンセリングに効果は
あるかどうかと聞かれたら
まだまだどっちとも言えないというか
今後の検証によるというか

なんとも歯切れの悪いどっちつかずの
感想になってしまいますが


やはりカウンセリングは対面で受けた方が
直接感じるエネルギーのやり取りや
場合によっては無意識下に押し込めていた
エネルギーの解放を感じ取れると思っています。


というか、私は対面(直接お会いしての)
カウンセリングがお勧め。
オンラインだと、まだまだ画面を通しては
伝わり切らないものがあると感じてしまいます。

(ヒプノセラピーは自分の内面に自分で
入っていくもので、セラピストはあくまでも
伴走者といった位置づけなのでオンラインでも
効果があるのかもしれません)



でもそのうち、リアルもヴァーチャルもお互いに
限りなく近づいていくんだろうな。

現実ってなんなんでしょうね?

目を通して見えている世界は現実なのかな、
それとも虚像なのかな。

私たちは何に苦しんでいるんだろう。

現実世界の現象に苦しんでいるのか
現実世界に「あると思っている」現象に苦しんでいるのか

でも心が「苦しい」と感じていることに
変わりないので
その苦しみの根っこにあるものを見つめて
そして解放してあげることは必要なんじゃないかなと
思います。


ちなみにluire(リュイール)では
基本的に対面でのカウンセリングを行っています。

紹介者のある場合や
どうしてもオンラインでないと無理な場合には
オンラインカウンセリングを検討する
というスタンスを取っています。